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2005年08月13日

あいの土山、猫には会えず(滋賀県甲賀市)


鈴鹿馬子歌で「坂は照る照る鈴鹿は曇る。あいの土山雨が降る」と歌われるのは、東海道49番目の宿場町、土山。東から来た旅人は鈴鹿山脈を越えて最初に入る宿場町。安藤広重に描かれた土山にも雨が降っている。


旅人たちによって広められたのが土山茶。
青い空の下、茶畑がパッと広がった。


土山の街までの道中、黒川で一休みした。鮎釣りができるようだが、誰もやっていなかった。三重ナンバーの車が数台、子供連れの家族が水遊びをしていた。俺もたまらなくなって靴下を脱いで足を浸してみた。冷たくて気持ちが良い。


田村神社にお参りに行った。初代の征夷大将軍である坂上田村麻呂が合祀されている。かつての旅人は田村神社にお参りをしてから次の宿場に歩を進めたとようだ。先の広重の絵には、雨の土山を田村神社に参るために、田村川を渡ろうとしている旅人を描いている。


この暑い最中、土山中学校ではサッカー部が練習をしていた。このサッカー部にはU-15日本代表の鈴木順一という将来有望な選手がいる。聞くところによると、既に京都とG大阪がコンタクトしたようだ。


ようやく土山宿に着いた。車を停めて散歩する。眼前に古い街道の風景が広がる。人は少ないが生活感は感じられる。寂れているという感じはしない。


土山の家々にはこのような表札がかかっている。昔の屋号が記されている。街全体が歴史をなるべく残していこうとしているのが良く分かる。こういう気持ちを感じるとホッとする。


土山は観光地化されているわけでもなく、かといって来る者を拒むということもなく、淡々としていた。午後の暑い時間だったので猫はいなかった。でも、街の風情はとても良かった。


最後に公民館の中にある「土山宿お茶のみホール」にてお茶を飲んで帰路に着いた。

投稿者 hideo : 2005年08月13日 12:47

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