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2005年07月01日

ジェネレーションY(日本経済新聞社)


米国では1970年代後半生まれ、この本では1975年生まれ以降をジェネレーションYと定義する。日本でマーケティングを語るときに団塊Jrと同様の定義がされるが、団塊Jr世代は正確には1971~1974年生まれの「第二次ベビーブーマー」世代を指すことが多い。しかし、この世代は実は団塊世代よりも前の世代の子供で、1975年以降の層が団塊Jrであるというのは面白かった。すなわち、Gen.Yは1975年以降生まれで、団塊の子供達ということになる。

色々な場面で活躍したり苦悩するY世代の現象面を追いかけて淡々とその姿を描き出していく。経済成長を知らない初めての世代。バブル崩壊や阪神・淡路大震災、その後のデフレ経済を若い頃に味わう。表層的な情報はすぐに手に入る、質よりも量を重視するコミュニケーションは希薄化する。ロールモデルがいない。

仮想現実の中での理想主義と、お金を儲けることへのダイレクトさを併せ持つ不思議な世代。がむしゃらにがんばれば成功してきた団塊以上の世代、バブルに踊った少し上の世代、そして何もないところから始まった今の世代。どう判断するか、まだ分からない。20年後、どんな姿になるのか少し考えさせられた。

投稿者 hideo : 2005年07月01日 00:03

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