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2005年02月09日
白痴(坂口安吾)

代表作である「白痴」を含む、全7編。確信的に、ほとんどの話の中で「白痴」の女が出てくる。頭が悪いという描かれではなく、感覚的に世間とずれている。それは物事のスピードであり、道徳の基準であり、何を重要と考えるかの判断の根幹である。要するに、「ちょっとあの人おかしいんじゃない」という「白痴」の女と男の話が戦争を背景に描かれている。
7編ともに描かれているテーマが近しいので、つらつらと読めば飽きてくる。しかし、そうならないのは、描写が巧みで、ちょっとした会話のやり取りから読みとれる心の繊細な動きが詩的であること。そして、話の最後の方で見られるほんのわずかな心の動きが、それまでの予定調和を突き崩し、読み手に堰を切ったような感動を与えてくることにあると思う。
投稿者 hideo : 2005年02月09日 22:36
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コメント
以前、タダノブアサノ主演で観ましたよ。くらーくて、なかなかヨカタです。
投稿者 ノイロマ : 2005年02月10日 00:54
暗いよね。チェックしてみます。
小説の微妙な色合いが出てるのかな。
投稿者 hideo : 2005年02月10日 22:54
Excellent! I enjoyed reading your material. port a buayar , Fantast author
投稿者 Alexander Kolt : 2005年09月03日 15:44




